2011年10月02日(日)
アドレナル・ファティーグを理解して原因不明の不調を改善しよう講座レポート!
「アドレナル・ファティーグ」は、日本語で「副腎疲労」。
副腎は背骨を挟んで左右に2つあり、尿をつくる「腎臓」の上にある5gほどの小さな臓器です。
実は、この小さな臓器がうまく働かなくなることで、ホルモンバランスが崩れ、
さまざまな体の不調を引き起こすという考え方が今、注目されています。それが「アドレナル・ファティーグ」なのです。
講師をお願いしたスクエアクリニック理事長の本間龍介先生と院長の本間良子先生は、
日本で唯一の「アドレナル・ファティーグ外来 」を開設しています。
お2人は、『アドレナル・ファティーグ』の提唱者であるジェームズ・L・ウィルソン博士のもとで学び、
ウィルソン博士の著書の翻訳本も出版しています。

講座ではまず、参加者全員に、「アドレナル・ファティーグ」に関するアンケートに回答していただきました。

そして第1部の講座では、本間両先生から、「アドレナル・ファティーグ」についての詳しいメカニズムをご説明いただきました。
本間龍介先生からは、ご自身ががんばり過ぎて無理を続けた結果、原因不明の不調に苦しみ、さまざまな治療を行ってもよくならず、ついにアメリカまで行って、ウィルソン博士に出合い、「心配しないで大丈夫!君はアドレナル・ファティーグだから、治るよ!」と言われたときに希望の光が見えたことなどについてお話を伺いました。
Q そもそも「副腎」とは?
副腎から分泌されるホルモンは約50種類もあり、これらのホルモンを上手に分泌することで、さまざまなストレスに対処し、心と体の機能を正常に保つために働いています。副腎から分泌されるおもなホルモンは次の通りです。
Q 副腎から分泌されるホルモンは?
■副腎皮質(副腎の表面部分)
アルドステロン(電解質コルチコイド)
ナトリウムとカリウムの濃度をコントロールして体液の量を調節します。
コルチゾール(糖質コルチコイド)
脂肪、タンパク質、糖質の代謝を制御し、血糖値の維持管理にも関係します。ストレス下でも生体機能を正常に保とうとします。
性ホルモン(テストステロン、エストロゲン、DHEAなど)
男性ホルモンの「テストステロン」、女性ホルモンの「エストロゲン」「プロゲステロン」などを微量ながら分泌するほか、性ホルモンのもとになり、「マザーホルモン」と呼ばれる「DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)」も分泌されます。特にDHEAは、コレステロールや体脂肪を下げ、筋肉量を増やし、若返り効果が期待されるホルモンとして注目されています。

■副腎髄質(副腎の内側部分)
アドレナリン
ストレスを受けたときに分泌され、血糖値を上昇させたり、代謝を促進するホルモンです。
ノルアドレナリン
ストレスを受けたときに分泌され、末梢の血管を収縮して、血圧を上昇させます。
Q 副腎がうまく働かないことによって生じる病気は?
副腎からは体の機能を正常に保つためのホルモンが分泌されています。もし副腎がうまく働かないと、どんなことになるでしょうか?副腎が原因で起きる病気の代表には、「アジソン病」と「クッシング病」があります。
アジソン病は、副腎皮質から十分なホルモンが分泌されないことによって、食欲不振、全身疲労、嘔吐、皮膚の乾燥、白斑、脱毛、性欲減退などの症状が現れます。
クッシング病は、副腎皮質から分泌されるコルチゾールの量が過剰になることで、高血圧、糖尿病、月経不順、顔や首のむくみ、体毛の増加などが起こります。
しかし副腎のトラブルは、これだけではありません!
現代人はさまざまなストレスに囲まれて生活しています。そのために副腎はずっと働き続けています。すっかり疲れてしまった副腎は、正常にホルモン分泌をすることができず、アジソン病やクッシング病までには至らない状態で、慢性疲労、不眠、アレルギーなどの「不調」を起こして、副腎のSOSを発しているのです。これを「副腎疲労」、英語で「アドレナル・ファティーグ」と呼びます。ちなみに、「アドレナル」は英語で副腎のことです。
本間良子先生からは、「アドレナル・ファティーグ外来」で行われている検査や治療法についてお話を伺いました。

Q アドレナル・ファティーグの診察・検査は?
アドレナル・ファティーグ外来では、次のような検査を行うのが一般的だそうです。
●通常の血液検査
●唾液検査(24時間で4回程度)でコルチゾールの日内変動をチェック
●24時間尿検査(1日の尿を専用ボトルに溜めて、それを混ぜてかき混ぜ、40mlをアメリカに送って検査する)でステロイドホルモン代謝(アドレナリン、セロトニンなど)のようすをチェック
●1週間に食べたものを「食事日記」につけてすべて書き出す
●アドレナル・ファティーグに関する専門の質問用紙に回答(質問は100項目程度)
Q アドレナル・ファティーグの治療は?
この検査結果から、次のような治療計画を立て、患者さんに納得いくまで説明して、スタートするそうです。
●食事の見直し、栄養指導
●生活の改善(運動、睡眠など)
●サプリメントの処方
●ホルモン補充療法(肝臓への負担が少ない経皮吸収によるものが多いそうです)
●メンタル面でのサポート
特に興味深かったのはメンタル面で、ストレスに弱い人が陥りやすい「トキシック・マインド」。自分に対するネガティブな発想や、子供の頃からの「刷り込み」(親に「お前はダメな子供だ」と言われたことが忘れられないなど)が、ストレスに弱い状態を作り出し、時には病気の原因にもなってしまうという話には、参加者の皆さんも深くうなずかれていました。
講座の後半は、「アドレナル・ファティーグの模擬診察」。2人の参加者に患者さん役をお願いして、アドレナル・ファティーグ外来の実際のようすを見せていただきました。

先生はていねいに上手に患者さんのお話を聞き出し、それにより最初は漠然としていた「不調」が、だんだんと具体的にピンポイントに絞られ、睡眠時間や勤務時間が長過ぎることなど、具体的な問題が浮き上がってきました。
先生方は、食事から一日の生活パターン、仕事の量、休日の過ごし方など、多面的に患者さんが受けているストレスの量と質を分析していきます
最後は、全員で質疑応答。
アトピー性皮膚炎やアレルギーの話にまで話題が広がり、参加者の皆さんが抱える「不調」についての
悩みやモヤモヤが一つずつ解消されたようです。
本間先生が翻訳された本『アドレナル・ファティーグ』の販売もあり、講座の最後には、著者のサインを求める列までできました。
みなさん、自分自身の「不調」についても学ぶことができ、さらに本間先生とたっぷり交流できて、とても満足された様子でした。
(文/宇山恵子)
-メディカル講座-アンチエイジング業界で話題騒然!頑張りすぎ、燃え尽きそうな人、必見!「副腎疲労(アドレナル・ファティーグ)を理解して『原因不明の不調』を改善しよう」
[会場:東京都]
- 開催日時:
- 10月2日[日] 14:00-16:00[受付開始13:30]
- 会場:
- 講談社26F
東京都文京区音羽2-12-21 - 最寄駅:
- 護国寺駅
- 講師:
- 本間龍介(スクエアクリニック 副院長)、本間良子(スクエアクリニック 院長)
- 定員:
- 50名程 ※お連れ様1名可
- 参加料(税込):
- 1000円(お連れ様1名可、お連れ様も同料金となります)
アドレナル・ファティーグを理解して原因不明の不調を改善しよう講座レポート!
「アドレナル・ファティーグ」は、日本語で「副腎疲労」。
副腎は背骨を挟んで左右に2つあり、尿をつくる「腎臓」の上にある5gほどの小さな臓器です。
実は、この小さな臓器がうまく働かなくなることで、ホルモンバランスが崩れ、
さまざまな体の不調を引き起こすという考え方が今、注目されています。それが「アドレナル・ファティーグ」なのです。
講師をお願いしたスクエアクリニック理事長の本間龍介先生と院長の本間良子先生は、
日本で唯一の「アドレナル・ファティーグ外来 」を開設しています。
お2人は、『アドレナル・ファティーグ』の提唱者であるジェームズ・L・ウィルソン博士のもとで学び、
ウィルソン博士の著書の翻訳本も出版しています。

講座ではまず、参加者全員に、「アドレナル・ファティーグ」に関するアンケートに回答していただきました。

そして第1部の講座では、本間両先生から、「アドレナル・ファティーグ」についての詳しいメカニズムをご説明いただきました。
本間龍介先生からは、ご自身ががんばり過ぎて無理を続けた結果、原因不明の不調に苦しみ、さまざまな治療を行ってもよくならず、ついにアメリカまで行って、ウィルソン博士に出合い、「心配しないで大丈夫!君はアドレナル・ファティーグだから、治るよ!」と言われたときに希望の光が見えたことなどについてお話を伺いました。
Q そもそも「副腎」とは?
副腎から分泌されるホルモンは約50種類もあり、これらのホルモンを上手に分泌することで、さまざまなストレスに対処し、心と体の機能を正常に保つために働いています。副腎から分泌されるおもなホルモンは次の通りです。
Q 副腎から分泌されるホルモンは?
■副腎皮質(副腎の表面部分)
アルドステロン(電解質コルチコイド)
ナトリウムとカリウムの濃度をコントロールして体液の量を調節します。
コルチゾール(糖質コルチコイド)
脂肪、タンパク質、糖質の代謝を制御し、血糖値の維持管理にも関係します。ストレス下でも生体機能を正常に保とうとします。
性ホルモン(テストステロン、エストロゲン、DHEAなど)
男性ホルモンの「テストステロン」、女性ホルモンの「エストロゲン」「プロゲステロン」などを微量ながら分泌するほか、性ホルモンのもとになり、「マザーホルモン」と呼ばれる「DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)」も分泌されます。特にDHEAは、コレステロールや体脂肪を下げ、筋肉量を増やし、若返り効果が期待されるホルモンとして注目されています。

■副腎髄質(副腎の内側部分)
アドレナリン
ストレスを受けたときに分泌され、血糖値を上昇させたり、代謝を促進するホルモンです。
ノルアドレナリン
ストレスを受けたときに分泌され、末梢の血管を収縮して、血圧を上昇させます。
Q 副腎がうまく働かないことによって生じる病気は?
副腎からは体の機能を正常に保つためのホルモンが分泌されています。もし副腎がうまく働かないと、どんなことになるでしょうか?副腎が原因で起きる病気の代表には、「アジソン病」と「クッシング病」があります。
アジソン病は、副腎皮質から十分なホルモンが分泌されないことによって、食欲不振、全身疲労、嘔吐、皮膚の乾燥、白斑、脱毛、性欲減退などの症状が現れます。
クッシング病は、副腎皮質から分泌されるコルチゾールの量が過剰になることで、高血圧、糖尿病、月経不順、顔や首のむくみ、体毛の増加などが起こります。
しかし副腎のトラブルは、これだけではありません!
現代人はさまざまなストレスに囲まれて生活しています。そのために副腎はずっと働き続けています。すっかり疲れてしまった副腎は、正常にホルモン分泌をすることができず、アジソン病やクッシング病までには至らない状態で、慢性疲労、不眠、アレルギーなどの「不調」を起こして、副腎のSOSを発しているのです。これを「副腎疲労」、英語で「アドレナル・ファティーグ」と呼びます。ちなみに、「アドレナル」は英語で副腎のことです。
本間良子先生からは、「アドレナル・ファティーグ外来」で行われている検査や治療法についてお話を伺いました。

Q アドレナル・ファティーグの診察・検査は?
アドレナル・ファティーグ外来では、次のような検査を行うのが一般的だそうです。
●通常の血液検査
●唾液検査(24時間で4回程度)でコルチゾールの日内変動をチェック
●24時間尿検査(1日の尿を専用ボトルに溜めて、それを混ぜてかき混ぜ、40mlをアメリカに送って検査する)でステロイドホルモン代謝(アドレナリン、セロトニンなど)のようすをチェック
●1週間に食べたものを「食事日記」につけてすべて書き出す
●アドレナル・ファティーグに関する専門の質問用紙に回答(質問は100項目程度)
Q アドレナル・ファティーグの治療は?
この検査結果から、次のような治療計画を立て、患者さんに納得いくまで説明して、スタートするそうです。
●食事の見直し、栄養指導
●生活の改善(運動、睡眠など)
●サプリメントの処方
●ホルモン補充療法(肝臓への負担が少ない経皮吸収によるものが多いそうです)
●メンタル面でのサポート
特に興味深かったのはメンタル面で、ストレスに弱い人が陥りやすい「トキシック・マインド」。自分に対するネガティブな発想や、子供の頃からの「刷り込み」(親に「お前はダメな子供だ」と言われたことが忘れられないなど)が、ストレスに弱い状態を作り出し、時には病気の原因にもなってしまうという話には、参加者の皆さんも深くうなずかれていました。
講座の後半は、「アドレナル・ファティーグの模擬診察」。2人の参加者に患者さん役をお願いして、アドレナル・ファティーグ外来の実際のようすを見せていただきました。

先生はていねいに上手に患者さんのお話を聞き出し、それにより最初は漠然としていた「不調」が、だんだんと具体的にピンポイントに絞られ、睡眠時間や勤務時間が長過ぎることなど、具体的な問題が浮き上がってきました。
先生方は、食事から一日の生活パターン、仕事の量、休日の過ごし方など、多面的に患者さんが受けているストレスの量と質を分析していきます
最後は、全員で質疑応答。
アトピー性皮膚炎やアレルギーの話にまで話題が広がり、参加者の皆さんが抱える「不調」についての
悩みやモヤモヤが一つずつ解消されたようです。
本間先生が翻訳された本『アドレナル・ファティーグ』の販売もあり、講座の最後には、著者のサインを求める列までできました。
みなさん、自分自身の「不調」についても学ぶことができ、さらに本間先生とたっぷり交流できて、とても満足された様子でした。
(文/宇山恵子)
- 2011年08月08日(月) [会場:東京都]
- 2011年06月16日(木) [会場:大阪府]
- 2010年08月23日(月) [会場:愛知県]
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- 2012年01月18日(水)
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2012年01月18日(水)
堀知佐子 クッキング講座-「 「新・長寿美食のクッキング方程式」レポート」12月18日(日)講座動画レポートを公開いたしました
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2012年01月18日(水)
堀知佐子 クッキング講座-「 「新・長寿美食のクッキング方程式」レポート」11月13日(日)講座動画レポートを公開いたしました
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2012年01月11日(水)
【動画レポート】安田 登 -ボディワーク講座-「ロルフィングで美しい所作を身につける」 12月9日(金)講座レポートを公開いたしました


























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慢性疲労によってもたらされる、体の不調と改善方法を知れたことが非常に嬉しかった。治療できることもわかり、もっとアドレナルファティーグについて知りたいと思いました。(医療関係/50歳)
先生方の、アドレナルファティーグに対する熱意が伝わり、嬉しく思いました。ただの疲れかなと思っていても、体の様々な病気につながっているんだなと感じました。もっとたくさんの人に、アドレナルファティーグを知ってもらいたいと感じました。(看護/39歳)
分り易く体のメカニズムを説明してくれた。具体的にどんな生活を送るべきなのかアドバイスも役に立つと感じました。(学生/21歳)
自分はもちろん、家族がウツ病や体の不調を訴えた時、治療も大切ですがまず、アドレナルファティーグを疑ってみようと思います!食事の大切さも再確認しました。アドレナリファティーグは便利になった世の中の代償のような気がしました。(医療関係/34歳)