2010年10月06日(水)
【ライフスタイル】長寿の秘訣は適度な睡眠時間にあり! 5時間では短すぎ8時間では長すぎ!?

米国・カルフォルニア大学サンディエゴ校医学部のDaniel F. Kripke名誉教授らが、Sleep Medicine 9月25日オンライン版に発表した研究で、過不足のない適度な睡眠こそが、長寿の秘訣であることが明らかになりました。
名誉教授らは1995年から1999年に実施された、女性のアクティグラフ(睡眠覚醒判定装置)を使用した一週間の睡眠調査(対象者459人、実施時の年齢50歳―81歳・平均年齢67.6歳)をベースに、2009年まで444人の被験者を、平均10.5年に渡って継続的に調査しましたが、期間中に86人が亡くなりました。データを分析したところ、本人に回答させる質問紙法に依拠した先行研究から、6.5時間から7.5時間の睡眠が、最も長生きすると考えられてきたのに対し、アクティグラフの客観データに基づいた名誉教授らの研究結果では、驚くべきことに最も生存率が高かったのは、5時間から6.5時間の睡眠時間だった女性たちで、5時間以下と6.5時間以上の女性たちの生存率は、それに比べて低くなっていました。
この結果から名誉教授は、一般に信じられている8時間の睡眠が健康のためには必要だという考えに捕らわれ、自分の睡眠時間が短すぎることを心配している女性たちには、何も心配がないばかりか、それが長生きのために最も適度な睡眠時間であり安心すべきだとしています。またこの研究結果から閉塞型睡眠時無呼吸は60歳以下の女性に関しては、死亡リスクの増加に関係している可能性がありますが、高齢の女性に関しては死亡リスクと無関係であることも明らかになりました。
医療ジャーナリスト 宇山恵子
Sleep Medicine 9月25日オンライン版
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