2010年08月23日(月)
[ダイエット]低炭水化物ダイエットが低脂肪ダイエットより善玉コレステロールで優れている!

米国・ペンシルベニア州フィラデルフィア・テンプル大学医学部のGary Foster教授らがAnnals of Internal Medicine 8月3日号に発表した研究で、低炭水化物ダイエットの方が低脂肪ダイエットよりもHDLコレステロール値などの点で優れており、心臓血管障害のリスク要因を改善するのにプラスであることがわかりました。
教授らは肥満患者307人(平均年齢45.5歳、平均BMI値36.1)を低炭水化物ダイエットグループと低脂肪ダイエットグループの2グループに分け、食事以外の肥満患者に対する行動療法を組み合わせて(食事以外は2グループとも同じ内容)2年間継続して治療、減量させて結果を分析しました。
その結果患者は、最初の1年で平均約11kg、2年目に平均7kgの減量に成功しました。減量の結果に関しては2グループに違いはありませんでした。また骨密度、体組成にも違いは見られませんでした。しかしながらHDL(善玉)コレステロール値のレベルは低炭水化物ダイエットグループの方が低脂肪ダイエットグループよりも約2倍も増加していました(23%対11%)。この結果から教授は減量に関してはどちらを選択しても2つのダイエットに違いはないけれども、HDLコレステロール値が低い肥満者は低炭水化物ダイエットを選択したほうが良いことは明らかになったとしています。
医療ジャーナリスト 宇山恵子
Annals of Internal Medicine 8月3日号
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