2010年08月22日(日)
[食]シャンパンを注ぐ最良の方法が科学的に決着!

フランス・シャンパーニュ・アルデンヌ地方にあるランス大学のGerard Liger-Belair教授(数々の賞を受賞した『Uncorked: The Science of Champagne 2004』という名著の著者)らがJournal of Agricultural and Food Chemistry 8月11日号に発表した研究で、シャンパンをグラスに注ぐ最良の方法は、傾けたシャンパングラスの壁面に注ぐ方法であることが科学的に明らかになりました。
シャンパンがグラスに注がれるとき、その注がれ方により泡の発生の仕方に大きな違いが現れ、そのことがシャンパンの炭酸ガス濃度や味に影響を与える可能性があることはこれまでもわかっていましたが、科学的な研究はなされてきませんでした。
教授らはシャンパンをグラスの真ん中に注いで泡を発生させる注ぎ方と、グラスを傾け壁面に注いで泡を発生させる注ぎ方を比較した結果、壁面に注いだほうがグラス内のシャンパンに2倍以上の炭酸ガスが残ることがわかりました。
教授によれば炭酸ガスが多く残ったほうがシャンパンの味や香り、口内での感触がより良く味わえることから壁面に注ぐ方法が最良であるということになるのだそうです。また炭酸ガスが減りにくい理想の温度はシャンパンを3.9度に冷やしておくことであることもこの研究で明らかになりました。
医療ジャーナリスト 宇山恵子
Journal of Agricultural and Food Chemistry 8月11日号
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