HBR ~知的・美的エイジングサロン~ ヘルス&ビューティー・レビュー
HBR会員アカウントをお持ちの方 ログインページへ アカウントをお持ちでない方はこちら

東日本大震災救援募金

  • HOME
  • ニュース
  • HBR研究室
  • 講座
  • 会員誌
  • キーワード事典
  • メンバーズラウンジ
HOME > ニュース > 音楽のトレーニングが学習能力の向上に繋がることが神経科学的に明らかに!

RSS
ニュースの使い方はこちら HBRが、美と健康にまつわる最新情報をどこよりも早く皆様にお届けします。
<<  肥満治療に効果的な治療薬コンボが出現!  |  唐辛子のカプサイシンで痩せられるのか!そ...  >>

2010年08月03日(火)

[サイエンス]音楽のトレーニングが学習能力の向上に繋がることが神経科学的に明らかに!

  • mixiチェック
  • Tweet


音楽のトレーニングがどのように習得され、またその獲得された能力が他の分野にも波及するのか、などのテーマは、最近多くの研究者の関心領域となっており、その研究成果も多数です。

米国・イリノイ州のNorthwestern Universityのコミュニケーション科学・神経生物学・聴覚神経科学研究所Hugh Knowles教授らがNature Reviews Neuroscience 7月20日号に発表した研究で、音楽のトレーニングが語学などの学習能力の向上につながることが明らかになりました。

小さい頃からピアノやバイオリンなどの楽器を習い、音感をつけ、楽譜を見ただけで演奏できるように訓練することが、言語能力・外国語習得能力、会話能力、記憶、注意力、音声の情緒性などにどのように影響しているのか多くの研究がなされてきました。教授らによると、そうした多くの研究を分析した結果、それらは全て脳の神経可塑性によるもので、音楽のトレーニングを積む際に生じる神経結合が、音楽以外の他のコミュニケーション能力も刺激しているからだと結論づけています。

例えば音楽のトレーニングを積んでいる子供は、そうではない子供より話し言葉の音の高低に対し敏感にかつ強く神経組織が反応し、語彙も豊富だということです。さらにそうした能力は雑音、騒音なども含む周囲の様々な音の中から聴くべき話を聞き取る能力の強さにも関係しています。

失読症の学習障害児は様々な音の中から聴くべき音を聞き分ける能力が弱いのですが、その反対に音楽のトレーニングを積んだ子供は、そうした能力が非常に発達しており、そうしたことが他の学習能力にも反映しているということです。教授は音楽トレーニングが脳神経や聴覚能力に与える効果は、運動のトレーニングが身体能力向上に与える効果と同様であり、個人の発達に与える音楽トレーニングの効果を社会は再考すべきであるとしています。
医療ジャーナリスト 宇山恵子

Nature Reviews Neuroscience7月20日号

キーワード:
サイエンス
脳
神経
感覚器

関連ニュース

2010年12月28日(火)
[メンタル]少年少女期に同級生から受ける言葉の暴力が、脳を変質させ精神・神経性疾患への脆弱性に繋がる!
2010年12月30日(木)
[サイエンス]130種類以上の脳疾患と人間の行動進化に関係する一群のタンパク質が発見された!
2011年04月30日(土)
[サイエンス]ニューロ・ロボティクス技術で主観的自己意識の在処が明らかになった!
2011年10月03日(月)
[メンタル]嫌いな生き物が視野に入った瞬間にビックリしてしまう理由!
2011年04月10日(日)
[メンタル]高齢者の物忘れは脳のストレスホルモン受容体に関係あり!

新着ニュース

2012年02月03日(金)
[食]女性の食事のスピードは一緒に食事する人に影響されやすい!
2012年02月02日(木)
[ライフスタイル]ベビーフェイスは敵に信用されやすい!
2012年02月01日(水)
[ライフスタイル]ほとんどの米国人は身長を高めに体重を軽めに自己申告する!
2012年01月31日(火)
[食]【会員限定】“フードファディズム”とは?
2012年01月30日(月)
[食]ぶどう種子エキスが頭頸部がんに効果を持つ可能性あり!

関連コンテンツ

  • 

瞑想トレーニングによるポジティブで幸福な心理状態はテロメア活性を高める!

    NEWS

    瞑想トレーニングによるポジティブで幸福な心理状態はテロメア活性を高める!

    米国・カリフォルニア大学サンフランシスコ校のElizabeth Blackburn教授らがPsychoneuroendocrinology 10月29日オンライン版に発表した研究で、瞑想によって生じるポジティブ...

    続きを読む

  • 

【会員限定】“フードファディズム”とは?

    NEWS

    【会員限定】“フードファディズム”とは?

    巷の流行やネットで見られる研究結果は本当に真実? よく聞く美容健康のキーワードの意味を正しく理解していますか? 今回は「フードファティズム」という言葉を取り上げました。

    続きを読む

  • 

ストレス時の「flight-or-fight 逃走・闘争」反応プロセスに新たな発見!

    NEWS

    ストレス時の「flight-or-fight 逃走・闘争」反応プロセスに新たな発見!

    ストレス時に人間も含めて動物には「flight-or-fight=逃走・闘争反応(呼吸・心拍数の増加、血圧の上昇、発汗、瞳孔の拡大など)」が生じますが、米国・コロラド大学のCatherine Proenza准教...

    続きを読む

  • 

ビタミンB12

    DICTIONARY

    ビタミンB12

    貝類、肉類(とくにレバー)、魚類、卵や牛乳に多く含まれるビタミン。赤血球の生成を助け、神経の機能を正常に保つ。不足すると欠乏症の貧血、ときには神経障害を起こす。引用:HBR2010年7月号

    続きを読む

  • 

セロトニン

    DICTIONARY

    セロトニン

    精神的な健康を守り、通称「ハッピーホルモン」と呼ばれる。不安を抑え、平常心を保つように働く物質。脳内でほどよく分泌されることで、交感神経を刺激し、爽快な気分をもたらす。体内のセロトニンは腸に約90%存在し、脳な...

    続きを読む

<<  肥満治療に効果的な治療薬コンボが出現!  |  唐辛子のカプサイシンで痩せられるのか!そ...  >>

ニュースカテゴリ一覧

  • メディカル
  • ダイエット
  • メンタル
  • ワークアウト
  • 食
  • スキンケア
  • ボディケア
  • ライフスタイル
  • サイエンス
全て表示する

アクセスランキング

1位 インフルエンザは初期症状が出たらすぐに病院へ!
2位 「風邪で熱がでたら、温かくして寝て汗をかくと治る」は間違い? 他
3位 乳幼児期の高いレベルの養育は30年後にまで好ましい影響を及ぼす!
4位 【会員限定】中村 格子 「知らないうちに大変身!魅せボディを作る簡単エクササイズ」
5位 お酒の飲み過ぎで記憶が飛ぶ脳神経メカニズムが解明された!

お得な入会キャンペーン

HBR in Twitter
HBRとは
無料会員誌見本お申し込みはこちら
取材で見えた業界裏話 お客様センターだより

注目のキーワード

  • スパイス
  • ライフスタイル
  • 性
  • コミュニケーション
  • ダイエット
  • 食
  • メンタル
  • BMI
  • サイエンス
  • 情報
  • HBR2011年12月号
  • メディカル
  • がん
  • 血管
  • 油食品
  • 心疾患
  • メイクアップ
  • アンチエイジング
  • 環境
  • 口腔
  • 子供
  • ボディケア
  • フェイスケア
  • 美容医療
  • 肥満
  • ストレス
  • アレルギー
  • 代替医療
  • イベント
  • ホルモン

お問い合わせ
HBRとは? 使い方ガイド よくある質問 プライバシーポリシー 会員規約 特定商取引法に基づく表示 サイトマップ

講談社

Copyright Kodansha Ltd. All rights reserved.