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2010年07月29日(木)

[メディカル]減量でホットフラッシュが改善

ホットフラッシュは更年期障害の典型的な症状で、暑くもないのに顔が紅潮したり、汗をかいたり、頭がボーッとしてのぼせてしまう現象で、多くの閉経前後の女性が悩まされています。アメリカカリフォルニア大学サンフランシスコ校のAlison J. Huang博士らが、7月12日号のArchives of Internal Medicineに発表した内容によると、減量することでこの不快なホットフラッシュを改善できるということです。

博士らは154人の肥満を抱えてホットフラッシュの症状を訴える更年期の女性に、6ヶ月間、食事と運動による減量プログラムを実施。週に200分の運動と、6ヶ月間で7~9%の減量を試みました。


その結果、減量プログラムを実施したグループは、実施しなかったグループに比べて、ホットフラッシュの症状が改善していることがわかりました。具体的には体重5kgの減量に対して32%、BMIが1ポイント下がることによって17%、ウエスト径が5cm縮小することで32%ほど、ホットフラッシュの改善(リッカート尺度を用いた心理テストの結果による評価)が見られました。

博士らは、体重減少がなぜホットフラッシュを改善させるのか、そのメカニズムについては不明としながらも、肥満女性のホットフラッシュ改善に、減量指導が十分に効果を発揮することを指摘しました。

医療ジャーナリスト 宇山恵子

Archives of Internal Medicine 7月12日号

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