2010年07月24日(土)
[スキンケア]ビーチパラソルでは紫外線を防ぎきれない!

夏休みを海岸のリゾートで過ごす予定の方も多いと思いますが、スペイン・バレンシア大学のJosé Antonio Martínez-Lozano教授らが、Photochemistry and Photobiology 2010年3/4月号で発表した研究によると、ビーチパラソルの上に降り注ぐ紫外線の34%の量のあたる紫外線が、パラソルの下に届いてしまうということです。
教授らはまず白と青に塗られたテント地の高さ150cm、半径80cmのビーチパラソルの上下に紫外線センサーを置いて紫外線の照射量を調べました。ビーチパラソル自体は紫外線を防ぎ紫外線透過率は5%に過ぎませんでした。
しかし太陽光からの直接の紫外線はビーチパラソルによって遮ることが出来ましたが周囲に拡散してしまう紫外線があり、水平方向から入ってくるビーチパラソルで防ぎきれない紫外線が結果として全体の34%にもなっていました。
教授らは今後パラソルの下でさまざまな姿勢を取るとき、実際に人間がどの程度の紫外線を浴びることになるか詳しく検証するということです。なお、紫外線から身を守るためにはパラソルの下でも服を着て、7cm以上のつばの付いた帽子をかぶり、サングラスを掛けて日焼け止めクリームを塗ること、さらに日に当たる時間を少なくし、特に正午から午後4時まではなるべく避けることが推奨されています。
医療ジャーナリスト 宇山恵子
Photochemistry and Photobiology 2010年3/4月号
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