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2010年07月19日(月)

[食]ココアに含まれるflavanols(フラバノール=カテキン)が血圧を低下させ、血管を保護する!

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米国・カリフォルニア大学サンフランシスコ校の研究チームがJournal of the American College of Cardiology 7月13日号に発表した研究で、ダークチョコレートなどのココア製品やお茶、ワインなどに含まれているフラボノイドの1種であるフラバノール(カテキン)に、心臓病の改善効果があることがわかりました。

研究は16人の冠動脈疾患の患者(平均年齢64歳)を対象に、担当医師と患者たちには何も知らせずにまず最初の30日間は高フラボノールのココアドリンク(375mgのフラボノール含有)を毎日2回飲ませました。次の30日間は低フラボノールのココアドリンク(9mgのフラボノール含有)を同じく毎日2回飲ませました。実験期間中も患者たちは通常通りの服薬を含む治療を受けていました。

その結果、高フラボノール期間中の上腕動脈の血管拡張によって測定された血管内皮に依存する血管運動機能が、低フラボノール期間に比べて47%改善しており、血管新生に関わる血管内皮細胞は2.2倍増加していました。さらに収縮期血圧も高フラボノール飲用中の方が低下していました。

こうした結果から研究チームは、高フラボノールの飲食物からの摂取は、スタチンの服用と運動などの健康的な変化と同様の改善効果が認められ、空腹時血糖にも何ら影響がなかったことから、多くの心臓血管障害患者とその予備軍には朗報になるだろうとしています。
医療ジャーナリスト 宇山恵子
Journal of the American College of Cardiology 7月13日号

キーワード:
抗酸化
メディカル
心疾患
血管

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