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2010年06月30日(水)

[食]血清中のビタミンB6とメチオニンの値が高い人は、肺がんリスクが50%低い

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フランス・リヨンのthe International Agency for Research on Cancer(国際がん研究機関)Paul Brennan博士らが、6月16日のJAMAに発表した研究によると、血液中のビタミンB6と必須アミノ酸の一つであるメチオニンのレベルが高い人は、50%も肺がんリスクが低いそうです。

博士らは1992年から2000年までの期間に385747人の血液サンプルを集め、2006年までにそのうち899人が肺がんになりました。様々な要因を取り除いた上で血清中のビタミンB6が高かった最上位25%の人は、最下位25%の人に比べて肺がんリスクが低く、またメチオニンとビタミンB6の両方ともに平均より上位の人は、下位の人よりも肺がんリスクが低くなっていました。

博士は肺がん発症に至る前の平均5年間を調べた上で、メチオニンとビタミンB6の両方が平均より高い人は、少なくとも50%肺がん発症リスクが低いということになり(タバコを吸った、吸っている、吸ったことがない人も含めて)、さらに血清中の葉酸も高い人は68%も低くなっていました(これはタバコを吸ったことがない人を除く)。

博士らはビタミンB群の欠乏がDNAのダメージを増大させ、遺伝子変異を増加させる可能性が指摘されてきたことから、この研究を行いましたが、食生活の改善が発がんリスクを低下させることに関して、重要であることがこの研究からも明らかになったとしています。
医療ジャーナリスト 宇山恵子
JAMA 6月16日


キーワード:
食
喫煙
がん
遺伝子

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