2010年06月21日(月)
[ライフスタイル]朝型・夜型―就寝時間で予測できるメジャーリーグ投手の好・不調

米国・テキサス州サン・アントニオで6月9日から開催されている米国睡眠学会SLEEP2010で、就寝時間のタイプで大リーグ投手のその日の好不調が予測できるという研究が発表されました。
ヴァージニア州CharlottesvilleのMartha Jefferson Hospital's Sleep Medicine Center のW. Christopher Winter医師らは、ドジャース、メッツ、フィリーズ、ジャイアンツ、レイズに所属する18人の投手に関する睡眠のタイプを調査し、朝型(早寝早起き)、夜型(夜更かし朝寝坊)に分け、朝型が8人、夜型が10人で彼らの2009年のシーズンの記録が分析されました。
その結果、午後7時以前に開始された試合では、朝型投手の平均防御率が3.06だったのに対し、夜型投手は3.49と朝型投手が優っていました。一方午後7時以降に開始された試合では、朝型が4.15に対し夜型が4.07と夜型が優っていました。(防御率とは一試合9回として9回あたりの投手の自責点、例えば4.07とはその投手が一試合9回投げると平均4.07点相手に取られることを示しており、少ない方が良く、この場合は少ない方が好調だということを示しています)。
これまでのスポーツ選手の研究で、午後3時から6時頃が最も好結果が出せる時間帯で、その後は低下することが知られており、この研究でも7時以降の試合で防御率が低下していることは、これまでの研究結果に合致していましたが、Winter医師は今回の結果を分析して、総じて朝型の投手の方が低い防御率であり優れた結果を残していることは驚きだったとしています。
医療ジャーナリスト 宇山恵子
SLEEP 2010 Abstract Presentations for Wednesday, June 9
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