2010年06月16日(水)
[メンタル]運動が慢性ストレスからテロメアを守る

米国・カリフォルニア大学サンフランシスコ校のElissa Epel准教授らがPlos one 5月26日オンライン版に発表した研究で、強い運動をすることに慢性的ストレスがテロメアを短縮してしまうことを妨げる効果があることがわかりました。テロメアのより短いことはこれまでの研究で、心臓病や糖尿病などの病気や短命と関係していることがわかっています。
准教授らは63人の閉経後の女性(54歳から82歳)を対象に、調査開始以前1カ月間のストレス度を報告させ、調査機関3日間連続でストレス度調査や血液検査などを実施し、毎日の運動状況との関係を調査分析しました。その結果、血中の免疫細胞のテロメアの長さが、活発に運動をしていた人たちはストレスと無関係だったのに対し、運動しなかった人たちは、ストレスでテロメアに影響が出ていたということです。
この結果から、准教授らは、適度に強い運動をすることはストレスの悪影響から自分を守ることになることが細胞レベルでも証明されたとしています。
医療ジャーナリスト 宇山恵子
Plos one 5月26日オンライン版
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