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2010年05月18日(火)

[メンタル]配偶者が認知症の高齢者は認知症になりやすい

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高齢者夫婦で配偶者の一方が認知症になった場合、もう片方も認知症になりやすく、そのリスクはそうではない夫婦の6倍にもなることが米国・ユタ州立大学のMaria Norton博士らが“Journal of the American Geriatrics Society” 5月6日オンライン版に発表した研究で明らかになりました。

博士らは開始時点で65歳以上の認知症ではない夫婦1221組を対象に12年間に渡って継続調査しました。調査期間中に認知症になったのは夫だけが125人、妻だけが70人、夫婦共が30組(60人)でした。さまざまな要因を分析した結果、配偶者の一方が認知症になった場合、そうではない夫婦と比べて男女平均で6倍、妻が認知症になった場合の夫の認知症発症リスクはそうでない人の約12倍、夫が認知症になった場合は3.7倍も高かったそうです。

博士は配偶者の一方が認知症になった場合、介護のストレスは非常に大きく、そうしたことも影響しているのは明らかで、今後はさらに、一方が認知症になった場合に、認知症になってしまいやすい他の要因も研究する必要があるとしています。
                                                医療ジャーナリスト 宇山恵子
Journal of the American Geriatrics Society
Volume 58, Issue 5, Date: May 2010, Pages: 895-900

キーワード:
メンタル
認知機能
ストレス
高齢者

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