2010年04月24日(土)
[食]朝食に卵を食べると、1日の総摂取カロリーが減る!?

米国・University of Connecticut StorrsのMaria Luz Fernandez教授“Nutrition Research” 2月号に発表した研究によると、朝食にタンパク質の多い卵料理を食べると、あとの1日のカロリー摂取量が減ることが分かりました。
研究は20歳から70歳の男性21名を被験者に2種類の朝食を1週間毎日交代で食べるというものでした。1つは卵3個で作ったスクランブルエッグとトースト1枚半の朝食。もう1つはシンプルなベーグルと大さじ1ぱい半の低脂肪クリームチーズと180ccの低脂肪ヨーグルトでした。
どちらも総カロリー数は全く同じにしてありました。実験中の昼食は朝食の3時間後で、形式はビュッフェスタイルで、被験者は食欲にまかせて好きなだけ食べてよいことになっていました。
各被験者の朝食以外のカロリーを計測した結果、スクランブルエッグの朝食のときはベーグル朝食のときに比べて昼食が平均マイナス112キロカロリー、1日全体ではマイナス400キロカロリーでした。また被験者の血液を調べたところ、ベーグル朝食の後のほうがグレリン(ghrelin)という食欲を増進させるホルモンの血中濃度が高くなっていたということです。
(グレリンは1999年に国立循環器病センターの児島将康・寒川賢治らにより発見されました)
医療ジャーナリスト 宇山恵子
Nutrition Research Volume 30, Issue 2, February 2010, P 96-103
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