2010年04月17日(土)
[メディカル]ビタミンKを豊富に含む食べ物を摂取している人はがんになりにくい

ドイツ・ハイデルベルクのドイツ癌研究センターのJakob Linseisen博士らがAmerican Journal of Clinical Nutrition 3月24日online版に発表した研究で、ビタミンKを豊富に含む食事をしている人は、そうではない人に比べがんになりにくく、特に肺がんと前立腺がんになりにくいことがわかりました。
博士らは1994年から1998年にかけて35歳から64歳のがんにかかっていない成人24340人を対象に研究を開始しました。調査対象者に食事の内容を質問紙に記入してもらい、それを分析したところ、2008年までの時点で研究対象者のうち1755人が大腸がん、乳がん、前立腺がん、肺がんと診断され、そのうち458人が亡くなりました。
分析の結果ビタミンK2(納豆、チーズなど乳製品に多く含まれる)の摂取量上位25%の人たちは摂取量最低の25%に含まれる人たちに比べてさまざまな要因の影響を取り除いた上で28%もがん死亡率(特に肺がんと前立腺がん)が低かったということです。
医療ジャーナリスト 宇山恵子
Am J Clin Nutr (March 24, 2010). doi:10.3945/ajcn.2009.28691
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