2010年04月16日(金)
[メディカル]睡眠時無呼吸症候群は瞼を見れば分かる

眼瞼弛緩症候群(Floppy Eyelid Syndrome)は、おもに肥満の男性に起きる原因不明の後天性疾患。
上眼瞼瞼板(瞼)が柔らかく下垂しており、症状は夜間の内反(瞼が眼球の内側に反り返る症状)、眼瞼下垂、などの症状がでるといわれていますが、ロンドンMoorfields Eye HospitalのDaniel G. Ezra医師らがOphthalmolog4月号に発表した研究によると、
この症状と閉塞型睡眠時無呼吸症候群との間に、高い相関性があることが分かったそうです。
Ezra医師らは102人の眼瞼弛緩症候群の患者を1995年から2005年に渡って調査しました。その結果、102人中32人が閉塞型睡眠時無呼吸症候群と診断されました。
睡眠時無呼吸の患者は中枢神経の覚醒に問題が生じていると考えられていますが、同じ原因で眼瞼弛緩症候群の患者も寝ている間に瞼がめくれ上がり、白目が露出した状態になってしまい、その結果、ドライアイなどになってしまうと考えられています。
睡眠時無呼吸の患者は、しばしば片側だけを下にして寝ることが多く、そのことも瞼が伸びてしまうことに繋がっているとしています。
医療ジャーナリスト 宇山恵子
April 2010 Ophthalmology Volume 117, Issue 4, Pages 831-838 (April 2010)
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