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2010年04月06日(火)
[食]強迫的摂食・過食症は、薬物依存と同様の生化学的メカニズムが

米国・フロリダ州Scripps Research InstituteのPaul J. Kenny教授が、3月28日付けのオンライン版“Nature Neuroscience”に発表した研究で、人々を肥満に導く強迫的な摂食・過食症の背後に、コカインやヘロインなどへの嗜癖と同じ生化学的なメカニズムが存在することが明らかになりました。
教授らはラットを使った実験で高カロリー、高脂肪の餌に簡単にありつけるときのラットの脳内でどのような変化が生じるかを調べました。その結果ラットの脳内の報酬系と言われる回路の生化学的なバランスが崩れ、高栄養の餌にありついたときの脳内の快中枢反応がどんどん鈍くなり、食欲がコントロール不可能になり、より多くの高カロリーの餌を食べないと満足できなくなって、どんどん太ってしまいました。
これは薬物依存に見られる脳内変化と全く同様で、脳内のドーパミンD2受容体の機能不全によるものであるということです。
医療ジャーナリスト 宇山恵子
published March 28, 2010 in an advance online edition of the journal Nature Neuroscience.
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