2011年05月16日(月)
【ライフスタイル】瞑想が過敏性腸症候群の症状緩和に有効!
博士はRomeⅡクライテリア(機能性消化管障害の診断基準)で医師によって過敏性腸症候群と診断された患者から選ばれた75名(全員女性、平均年齢45歳)を対象に、患者を2グループに分けて「マインドフルネス瞑想法」を行うグループと、サポートグループのセッションに参加するグループの、それぞれの効果を比較しました。患者の開始時点での過敏性腸症候群重症度スコアは平均276でした。各グループとも8週間にわたり瞑想トレーニングまたはグループセッションに参加し、終了3ヶ月後に再び過敏性腸症候群重症度スコアが測定されました。
測定の結果、サポートグループセッションに参加した患者も、わずかに(12%ほど)重症度が低下していましたが、マインドフルネス瞑想に参加したグループの重症度スコアは、平均38%も下がり、統計的に有意に症状が改善していることが明らかになりました。
症状のうち腹痛や腹部膨満の改善は、両グループとも同様でしたが、サポートグループセッション参加者は、心理的苦痛や内臓感受性の改善度合いに変化がありませんでした。また生活の質の改善度合いに対しても、マインドフルネス瞑想参加者のみが、統計的に有意に改善していました。
博士は盲検法ではないことによる、プラセボ効果がある可能性をまったく否定するわけにはいかないが、マインドフルネス瞑想トレーニングにより、患者が現在に意識を集中することで、過去の問題や将来への不安にとらわれることから解放され、そうしたことにより症状が改善されうることは明らかであるとしています。
医療ジャーナリスト 宇山恵子
DDW 2011; Abstract 219."Therapeutic impact of mindfulness meditation on irritable bowel syndrome (IBS): results of a randomized controlled trial"
- 2012年05月22日(火)
- 【食】ダイエットサプリ& 健康補助食品の常識・非常識
- 2012年05月21日(月)
- 【食】流行の糖質オフダイエット、是か非か
- 2012年05月20日(日)
- 【食】ファーストフードとうつ病の関係
- 2012年05月19日(土)
- 【ライフスタイル】他者へのやさしさは遺伝による!
- 2012年05月18日(金)
- 【ライフスタイル】【特別インタビュー】聖路加国際病院 名誉院長・理事長 日野原重明先生
身土不二
明治時代に食養会(陸軍薬剤監の石塚左玄らが創始。日本で初の栄養学理念を立ち上げる)の理事だった西端学が、地元の食品を食べると体に良く、他の地域の食品を食べると体に悪いということに、仏教由来の身土不二の言葉を用い...
人気の〝酵素健康法〞は ダイエットやお通じ、 健康に効果的?
意外と多い、真実とは違うちまたの医学・健康情報。正しい情報を見失わないようにここで確認!今回は「〝酵素健康法〞は ダイエットやお通じ、 健康に効果的?」について解説。
WEB版ぶらヘルス『5.自由が丘編』
会員誌で好評掲載中の『ぶらヘルス』のWEB版。スポットを決めて、美容と健康に関心度が高いイラストレーターの柿崎こうこさんが注目する街を散策し、美と健康スポットを紹介。WEB版ではカラー版で、そして会員誌にご紹介しきれなかったスポット情報、活用的リンクなどをプラスして公開!
古代エジプトのハトシェプスト女王は3500年前に発がん性物質の入ったローションを使っていた!
ある研究で、エジプトのハトシェプスト女王一族が悩まされていた皮膚疾患の治療のために使用していたローションの内容物が、脂肪酸で発がん性物質であるベンゾピレンを含んでいたことを突き止められました。
妊婦の体内ビスフェノールAが赤ちゃんの神経行動学的異常に関係している可能性!
ビスフェノールAという科学物質はポリカーボネートや、エポキシ樹脂など、合成樹脂・プラスチック製品に含まれる物質ですが、女性ホルモンのエストロゲン自体に似たような作用を示すことから、内分泌かく乱物質の1つとして知...













