2010年04月04日(日)
【ライフスタイル】携帯で話しながら運転できる人は40人に1人

日本では既に運転中の携帯電話使用は禁止されていますが、“Psychonomic Bulletin and Review” に掲載が予定されているアメリカ・ユタ大学の心理学者David Strayer博士らの研究によると、複数の作業(運転しながら話すなど)を同時に困難なく遂行できるのは、全人口のたった2.5%に過ぎず、ほとんどの人にとっては不可能だそうです。博士らは200人の被験者を対象に、はじめに運転シュミレーターを単独で操作、次に操作しながら携帯電話で会話(会話中に単語記憶テストと計算テストをする)し、ブレーキ反応時間、制動距離、記憶、計算力が計測されるという実験を行いました。その結果ブレーキを踏むまでの反応時間は20%遅くなり、停止するまでの距離は30%伸び、記憶力は11%低下し、計算力は3%下がっていました。しかし40人に1人は全く能力が下がっておらず、博士らはこうした卓越した能力が特定の人になぜ生じているのかを、そうした能力を持つ戦闘機のパイロットを対象に今後は研究するそうです。
医療ジャーナリスト 宇山恵子
http://www.psych.utah.edu/lab/appliedcognition/publications/supertaskers.pdf
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